症例レポート

2018年09月08日
獣医師向け タンパク漏出性腸症リンパ腫両心不全全身性膿皮症

リンパ腫、両心不全、タンパク漏出性腸症、全身性膿皮症、マルチーズ(症例レポート2018.9)

施設名 たま動物病院
医師名 中村 典子先生

患者様の背景

年齢/体重 14.8才/2.85㎏
性別 オス(去勢済)
種類
マルチーズ

使用例

使用したサプリメント

医療機関専用ペット用サプリ

医療機関専用ペット用サプリ

投与量(1日 袋/粒) 1粒
摂取期間 1ヵ月

具体的な症状と経過

元々、タンパク漏出性腸症と両心不全の治療をしている際に(コントロールは良好だった)、脾臓の結節病変みつける。脾臓のリンパ腫(B細胞型 high grade)と診断され、UW-25の化学療法を実施している。(2017年3月~10月)この治療途中から腎機能の低下と全身の膿皮症さらには失神症状が出現、以前より冬虫夏草のサプリは内服していた。

内服の調整で失神は消失し、抗癌剤を休薬して腎機能ももちなおしている。

皮膚病が悩みの種というところ・・・。

使用いただいた先生の感想

大きくは変化はみられなかったが、シャンプーの回数が増えたせいか、アガリクスのせいか、少し発毛状況は良く思われた。

使用いただいた患者様の感想

全く気にせず、ごはんと一緒に食べてくれたとのこと。