症例レポート

2018年11月08日
獣医師向け 肝臓癌

肝臓癌、パピヨン(症例レポート2018.11)

施設名 高倉動物病院
医師名 栢森 康司先生

患者様の背景

年齢/体重 15才/0.8㎏
性別 メス
種類
パピヨン

使用例

使用したサプリメント

医療機関専用ペット用サプリ

医療機関専用ペット用サプリ

投与量(1日 袋/粒) 1粒
摂取期間 1ヵ月間

具体的な症状と経過

10月頭から食欲の低下がみられ、検査にて腎・肝の数値の悪化(BUN39、ALT683、ALKP741、GGT55、CRP4)、エコーにて肝臓に4cmを越える巨大腫瘤を認めました。手術や生検は行わずに内科治療で経過をみています。                 

定期的な皮下点滴と胃腸運動改善薬(プロナシド)、肝機能改善薬(ウルソデオキシコール酸)、甲状腺ホルモン剤及び、アガリクスの処方で、食欲の多少の波はありますが、体重の低下なく維持しています。先日の血検にて良化が見られています。(BUN20、ALT211、ALKP385、GGT36)

使用いただいた先生の感想

強制給餌もしていますが、大幅な食欲の低下もなく、癌の抑制に多少なりとも効果を出しているのかと思っています。

使用いただいた患者様の感想

1日1回1錠で良く、与えるのも苦ではないようです。