症例レポート

2019年10月18日
獣医師向け 鼻腔内悪性神経鞘腫疑い

メインクーン、鼻腔内悪性神経鞘腫疑い (症例レポート2019.9)

施設名 さいわい動物病院
医師名 野尻 亮輔先生

患者様の背景

年齢/体重 12才/3.3㎏
性別 オス(去勢済)
種類
メインクーン

使用例

使用したサプリメント

医療機関専用ペット用サプリ

医療機関専用ペット用サプリ

投与量(1日 袋/粒) 1粒
摂取期間 5ヶ月

具体的な症状と経過

右鼻深部の腫脹、流涎を主訴に来院。レントゲンにて右鼻腔内レントゲン不透過性亢進像が認められ精査の為2次病院を紹介。CTならびに生検検査により鼻腔内悪性神経鞘腫疑いと診断。放射線治療後のフォローアップとしてNKUP+αを処方。

臨床検査数値の推移

血液検査では著変は認められておらず、腫瘍の増大は認められるものの、食欲などの一般状態は良好を維持しています。現在疼痛管理としてフェンタニルパッチを併用しています。

使用いただいた先生の感想

処方時にこちらからキングアガリクスの話を伝えたところ、飼い主様も既に知っており、やれることはやりたいとのことでスタートしました。できることが限られている中で一般状態の維持に効果が出ているのではないかと思っております。