症例レポート

2022年09月16日
獣医師向け FIP発熱

FIP 発熱、ベンガル

施設名 渡辺動物病院(福島県)
医師名 渡邊 敏夫先生

患者様の背景

年齢/体重 6ヶ月齢/2.8㎏
性別 オス
種類
ベンガル

使用例

使用したサプリメント

医療機関専用ペット用サプリ

医療機関専用ペット用サプリ

投与量(1日 袋/粒) 1粒
摂取期間 8/31~11/21 (81日間)

具体的な症状と経過

8/31発熱。呼吸が荒く、元気なく動きが悪い。食欲漸減してきた。(4ヶ月齢でFIPを思わせる腹水症で瀕死の状態あり)。バランスαの併用あるがNKUP+α1/2×BID×21日投与後、元気食欲が漸増し、さらにNKUP+α1/2×BID×6週間、NKUP+α1/2×SID×21日。※飼主入手の中国製の
ムティアン®を9/13~9/27 SIDで投与していた。

臨床検査数値の推移

9/11(11病日) BT:Ht(45)、II(1.0)、TP(7.6)=ALb3.1/Glo4.5=A/G 0.68 
胸部XRにて心臓、胸膜に炎症のカゲあり。腹部XRは異常なし。

使用いただいた先生の感想

4ヶ月齢より診ているが発熱しやすく、呼吸器系が弱く、患猫自体の免疫力を上げるのに苦慮していた猫で、治療期間は長い方であったがおだやかに治っていったものと思っている。

使用いただいた患者様の感想

この猫は、体調が悪いと薬を残したり、吐きだしたりするが、今回は粉砕投薬したら食べてくくれたのでよかった。